Modeling · 2004年6月1日

科学未来館 恋愛物語展

生き物は原生動物でも接触行為を好むようである。
ミドリムシ、クラミドモナス、といった生殖行為を行わない生き物でも恋愛をするようです。 カタツムリは雌雄同体で、生殖行為をするときにどちらかがオス、どちらかがメスになるんですよね。 今回の模型はそれを表現する模型でした。 軟体動物や原生動物は好きなので、粘土原型を作るのは楽しいです。
この作品に至るまで、「恋愛」に関する造形を数多く作ってきたな、と思いました。生きているというのは「触れる」ことなんですね。

クラミドモナスの成型2段階目。
まず中の核になる部分を別の型でおこしてから、外側を形成します。
透明樹脂はなかなかやっかいです。